ソラノハテ 設定資料集


・OKINA(翁:オキナ)
柴羽の持つノートパソコン型ナビの人工知能。
柴羽が物心ついたときからの親代わりであり、先生でもあり、よき友人でもある。
ネットワークを自由に動くことができ、しばしばいなくなることも。
なぜ柴羽のナビだけが人工知能搭載なのかは不明。

・宮司(グウジ)
城の公共施設を運営する非営利組織。
基本的に神官長の一族により構成される。
さまざまな組織からなり、その中には非合法な組織もあると言われる。
警察も宮司内の組織のひとつである。

・柴羽(シウ)
本編の主人公。
濃い紫色の髪の毛を短く切った、やさしい顔の14歳。
城に生まれ城で育ったが、両親は物心ついたときにはすでにいなかった。
親の名前も不明だが、非常にたくさんの財産がある。
小さなノートパソコン型のナビを所有し、その中に完全自立型AI(人工知能)OKINAを搭載。
なぜか人工知能搭載ナビを持っているのは柴羽だけである。
城の中心から少しだけ見える空に非常に強くあこがれる、夢見る少年。

・神官長(シンカンチョウ)
宮司を治める、城の支配者。
世襲制で一子相伝が基本で受け継がれる職種。
公共の施設をすべて管理し、その運営を任される。
過去には完全支配をもくろんだ世代もあったようだが、今はよいバランスを持って生活者に対応している。
本代の名前は炉雨と言い、深雨の父である。

・城(セン)
この世界に点在する非常に大きな生活組織の単位。
中心を吹き抜け型にしたドーナツ状の集合住宅で、緩やかな円錐形をしている。
頭頂部はすっぱりと切り落とした平面になっており、ほんの少しだけ空をみることができる。
電力や上下水道、ごみの処理などの公共施設はすべて宮司とよばれる管理者の下に運営され、支配される。
ここで生まれたものは基本的に外に出ることはなく、城の外部は人が生活できない劣悪な環境であるといわれる。

・天羽(テンウ)
背中に羽のある人間。
数千年以上前に地上に降り立ったと言われる伝説上の存在。
現在の人間は天羽と地上人とのハーフだと言われている。
天羽には不思議な力があり、はるか昔にはその能力を行使し、奇跡を起こしたという記録もあるが、信じている人は少ない。
別名天使(テンシ)とも呼ばれる。

・ナビ
生まれたときに手渡される、生活をサポートする機械のひとつ。
手帳ほどの大きさで、命令や文章は音声入力や手書き入力が可能な電子機械。
城の内部は高度にネットワーク化され、文章のやりとりや音声のやり取りは基本的にこれを利用して行う。
必要な情報、公開したい情報などはナビを通して行われ、生活の必需品である。
自宅にはその家庭環境によって、別のコンピュータをナビとは別に用意している者もいるが、ナビはその生活環境に関わらず無償で全員に配布される。

・深雨(ミウ)
本編のヒロイン(?)。
黒髪を肩よりも少し長くした切れ長の目をした14歳の少女。
城の宮司の娘で、いわゆる権力者のお嬢様。
他の同級生からは常に一線を引かれているため、非常に寂しい思いをしていたが、柴羽と出会ったことで開放される。
体術を習っているため、強い。
柴羽一直線。

・龍街(ロンガイ)
城の外にあるといわれる未知の世界。
城はいくつか存在し、その間を結ぶのが龍街であるといわれているが、それを実際に見たことがある人間は存在しない。
追放処分を受けた者や、宮司やその一族は見たことがあると言われるが多くは語られないまま月日が流れるため、詳細を知るものはいない。
純血種の人間がいる場所とも言われる。

・炉雨(ロウ)
深雨の父。
神官長を勤める城の事実上の支配者。
非常に頭がよく、城の生活者からの支持も厚い。
その分敵対する勢力や分子には非常に厳しく当たることでも知られる。
子供が娘一人なため、次の神官長に悩んでいる。






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Last update is 2003/07/20 Written by ZIN Kozan
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